銀行によっては副業が解禁され、銀行員が副業することも可能になってきました。
今回は、銀行員が副業をするべき理由について、おすすめの副業やメリットについてご紹介させていただきます。
1. 副業をするべき理由
(1) 副業解禁
近年、銀行でも副業を許可する銀行が増えてきました。メガバンクではみずほ銀行や住友銀行が副業を解禁しています。
企業によっては、副業することでスキルの向上を図りキャリアアップを意図している企業もあります。
保険業界にはなりますが、三井住友海上火災保険では、課長昇進の前提として副業経験もしくは出向経験を必要となっています。
(2) 副業が見直されている
副業への見方は日本全体でも変わってきています。
厚生労働省は、平成30年の1月に、副業についてのガイドラインを公表しています。また、企業も働く方も安心して副業ができるようにするために、ルールを明確化するべく令和2年9月にガイドラインを改定しています。さらに、副業・兼業を希望する労働者が、適切な職業選択を通じ、多様なキャリア形成を図っていくことを促進するため、令和4年7月にガイドラインを改定しています。
これだけ国をあげて副業の促進に向けた制度設計を実施しています。
ガイドラインにおいては、以下のような企業側のメリットが挙げられています。
1 労働者が社内では得られない知識・スキルを獲得することができる。
2 労働者の自律性・自主性を促すことができる。
3 優秀な人材の獲得・流出の防止ができ、競争力が向上する。
4 労働者が社外から新たな知識・情報や人脈を入れることで、事業機会の拡大につながる。
これでは副業が当たり前となっているので、副業を考えない理由はないのではないかと思います。
(3) 本業の収入があることで取り組みやすい
銀行員としての収入があることで副業に取り組みやすくなります。会社を辞めて企業とかの場合は、安定的に入ってくる給与がなくなるので、焦って取り組むことになります。
2. 副業をするメリット
(1) やりがい
自分が好きな分野、得意な分野で副業に取り組むことが重要となります。好きな分野、得意な分野だからこそ、本業とは違ったやりがいを得られるはずです。
また、銀行で働くより、ダイレクトにフィードバックを得られるため、やりがいに繋がります。
(2) スキルを確認できる
副業をすることで、自分自身のスキルがどの程度であるのかを確認することができます。
普段は、●●銀行の肩書きの上で、仕事をしていますが、副業の場合はそういった肩書きはなく完全に個人での業務となります。
(3) キャリアの幅が広がる
副業をすることで、スキルの向上に役立ち、将来的なキャリアの幅が広がります。
副業に挑戦することで、銀行では得られない経験を積むことができ、自分自身のスキルアップにつながります。
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3. おすすめの副業
(1) スキルマーケットの活用
一番始めやすい副業としては、スキルマーケットを活用した副業が挙げられるでしょう。
スキルマーケットを活用すれば、自分自身の得意な分野で副業をすることができます。
文章を書くことが得意であれば、そういった業務を請け負うことができますし、資料を作成することが得意であれば、それも副業の種となります。
(2) 週一での副業
週1回程度の頻度で、企業をサポートする副業も近年増えています。
(3) 起業
起業も副業の手段ではないでしょうか。また、本業があるからこそ起業がしやすいとも言えます。
起業をして成功できる人は、一握りであるため、本業なしの企業はリスクが伴います。
まとめ
今回は、銀行員の副業についやるべき理由やおすすめの副業について書かせていただきました。
副業が当たり前となりつつ昨今において、銀行員の副業も当然の選択肢となります。まずは、自分にあった副業のやる方を模索するとともに、実際に副業にチャレンジしてみるのが良いのではないでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。