銀行員にとって必要不可欠なファイナンスの知識。今回は、出世する銀行員は必ず読んでいる、ファイナンスを身につける上での必読書をご紹介します。
1. コーポレートファイナンス 戦略と実践
実践に則した内容で、すぐに業務に役立てることができます。ファイナンスというと、理論だけの話になりがちですが、実務の中でどのように知識を活かすかが丁寧に説明されています。
仕事の中でファイナンスの知識、活用方法が必要となった方におすすめです。比較的最近出版されたファイナンス本の中では、とても人気がある本となっています。
2. ざっくり分かるファイナンス
ファイナンスの入門書。ファイナンスの知識がほとんどない方でも読みやすい内容です。ファイナンスを勉強する、最初の一冊としておすすめです。
タイトルの通り、”ざっくり”と大まかにファイナンスを理解することができ、サクサクと読み進められます。
まずはファイナンスの大枠を理解したいというかは是非手に取ってみてください。
3. 道具としてのファイナンス
名著であり、ファイナンスの本としてはかなり有名な本です。著者が勤務していた日産での業務の事例を挙げながら、具体的かつ実践に則した内容となっています。
「2.ざっくり分かるファイナンス」と同じ、石野 雄一さんの著書であり、ファイナンスの入門書として「ざっくり分かるファイナンス」を読んだ後に、もう一段深くファイナンスを理解したい方に最適の一冊となります。
4. [新版]グロービズMBAファイナンス
”さすがグロービズの本”と言える内容です。ファイナンスの知識が丁寧に理論立てて説明されています。ファイナンスの知識を幅広く網羅的に理解することができます。
本のタイトルの通り、MBAのように、体系的にファイナンスを勉強したい方におすすめの本です。
5. 起業のファイナンス
起業時のファイナンスに特化した本です。起業を考えている方だけでなく、スタートアップ企業を担当する銀行員の方にもおすすめです。
企業家の方も、この本を読んで勉強したという方が多くいらっしゃいます。
ストックオプションの活用方法など、起業に則した内容となっております。
まとめ
ファイナンスを学ぶための必読書をご紹介させていただきました。どれもファイナンスの知識を身につけるにはおすすめの本です。
自分はご紹介させていただいた全ての本を読みましたが、2冊か3冊読んでみると、幅広く知識が身につき理解も深まるのではないかと思います。
少しでもご参考になれば幸いです。