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本当は海外駐在を辞めたいあなたへ。帰国に向け取るべき選択肢をご紹介

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海外駐在は、キャリアの目標としている方も多く、海外志向が強い方にとっては憧れるポジションではないかと思います。

一方、華やかに見える海外赴任ですが、赴任地との相性や現地の逃げ場のない人間関係もあり、“日本に帰りたい”、“会社を辞めたい”と思っている方もいるのではないでしょうか。

結論を言えば無理して海外のポジションに留まる必要はないですし、海外での勤務は日本よりもストレスの度合いが高いので、まずは自分自身の身体を第一に考えるべきだと思います。

今回は、海外生活に疲れた、帰国したいと思った時に考えられる選択肢について書いていきたいと思います。

1. 駐在を辞めたい主な理由

(1) 赴任地の文化や環境に合わない

駐在を辞めたい理由としてまず挙げられるのが、赴任地の生活習慣や食文化に合わないということがあるのではないでしょうか。

赴任地ごとに困難な部分は異なる一方、人それぞれの性格や趣向によって、それを困難であると感じるかが変わってきます。

一般的に人気があり、生活しやすいと言われている赴任地でも、人によっては合わないこともありますし、難易度が高くあまり誰も行きたがらない赴任地だとしても、人によっては性格とはまり、負荷なく生活できることもあります。

人間関係と同じで、良い悪いではなく、合う合わないの話なので、赴任地を好きになろうとする努力は必要かも知れませんが、どうしても難しそうであれば、合わないということを認めても問題ないと思います。

(2) 孤独・家族事情

① 単身赴任

海外駐在は、周りに気軽に相談できる人がいないケースがあり、孤独を感じてしまうことがあります。

特に、単身赴任の場合は、生活が大きく変わるストレス、自宅でも話す相手がいないストレスもあり、精神的に疲れてしまうケースも散見されます。

特に職場で同じチームや同じ課に日本人がおらず、現地のナショナルスタッフだけの場合、業務以外の会話をする機会が極端に少なくなり、思い詰まってしまうことがあります。

また、近年は海外においてもリモートワークが浸透しており、状況によってはリモートワークにより更に孤独を感じてしまうこともあります。

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② 家族帯同

海外生活は、帯同する家族にも大きな負担となるケースがあります。新しい土地で、頼る相手もいない中で、生活を立ち上げるのは一苦労です。

また、子供がいる場合には、学校を探したり、学校までの通学手段を検討したり、準備も一苦労であり、子供の精神的なケアも必要となります。

コミュニケーションについても、勤務者本人は会社で誰かしらとコミュニケーションを取ることができますが、帯同している家族は一日中話し相手がおらず、孤独を感じてしまうことが多くあります。家族が現地の生活に馴染めず帰国を望むケースも多くあります。

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(3) 仕事の負荷が高い

海外赴任は、日本からの駐在員の数が少ないことが多く、日本で業務をするより負荷が高くなる可能性があります。

また、本社からの高い要求と意思疎通が思うようにはいかない現地スタッフとの間に板挟みになり、ストレス度合いが高くなる傾向があります。

「OKY=お前がここに来てやってみろ」という言葉があるくらい、本社には現地の状況が伝わっていないことが多く、逃げ場がない状況となってしまいます。

2. 考えられる選択肢

(1) 異動を希望する

どうしても現地に馴染めない、人間関係がうまくいかないということであれば、思い切って異動や本帰国を願い出るのも選択肢ではないかと思います。

海外だとなかなか気軽に相談できる相手もおらず、自分で考え込みすぎて、精神的に参ってしまうこともありますので、そうなる前に本当の希望を伝えてみるのも現状を打開する方法です。

会社側は社員には公表しませんが、想定された任期より前に帰国する人は相当数いるのが事実です。

(2) 転職する

海外赴任中に転職活動を行い、転職するという選択肢もあります。

以前は、基本的に転職活動における面接は、Face to Faceで実施されていたため、面接の度にうまい理由を作って日本へ一時帰国する必要がありましたが、最近は、オンラインで面談ができるため、以前より駐在中の転職活動のハードルはかなり下がっています。

社内での異動が叶いそうにないという場合は、転職で環境を変えることも選択肢の一つではないかと思います。

最近はキャリア支援も充実しておりますので、まずは無料のキャリアカウンセリングを活用してみるのも、海外にいる状態では有効です。私も実際に、相談相手もおらず行き詰まっていたので、話を聞いてもらえるだけでもかなり気持ちが楽になりました。

(3) 退職する

海外駐在のまま、退職するというのも一つの方法です。意外に海外赴任中に退職する人も多くいるのが現実です。

日々の業務での負荷が高い中とても転職活動などできない、日本のように頼れる人が周りにおらず精神的に限界、ということであれば退職することも検討すべきではないかと思います。

退職を検討するのであれば、退職後の費用負担がどのようになるかも事前に確認する必要があります。帰国に係る費用は、個人で負担するとなると相応の額になるので、会社が負担する範囲を事前に確認しておくことが重要です。

会社によっては、退職後の帰国のフライト代から引っ越し代まで負担してくれるところもありますが、逆に退職後は全て自己負担ということもあるので、事前に確認することをおすすめします。

3. 優先順位を明確にする

(1) 何を優先するかを決める

何がなんでも出世をしたい人、家族を第一に考えたい人、子供との時間が大切なので単身赴任は避けたい人、自分の中での優先順位を明確にできると、自ずと取るべき選択肢も絞られてくるかと思います。

当然、海外駐在中に部署異動や帰国の希望を伝えるのは勇気がいります。伝えた後に、拠点長や周りの人から冷たくされる可能性もあります。

しかし、もしそれが家族のためや、優先順位に基づいた明確な理由があるのなら、勇気を出して自分の希望を伝えるべきだと思います。

(2) 帰国を希望した場合の異動先

銀行において、家族や個人的な事情により、任期より早く駐在を切り上げた(本帰国した)事例を数件知っていますが、異動先の部署は海外との接点がある部署に異動となっていることが多くあります。

想定される任期より短い段階で異動を希望したからといって、その後のキャリアが終わるわけではありません。また、会社としても、力を発揮できるポジションに配置したいと考えるはずであり、海外駐在経験が活きる部署に移動することが多いようです。

先のキャリアをあまり心配しすぎることなく、自分自身の気持ちに正直になり行動することが重要になります。

(3) 海外赴任中の転職という決断

もし転職をしようと思っているのなら、一度日本の他の部署に戻ってから転職活動をするよりも、海外駐在のまま転職をした方が時間的にも気持ち的にも楽かもしれません。

今は転職活動もオンラインで完結することが多く、以前のようにうまく理由を作って日本に帰る必要もなくなってきています。

海外赴任に疲れたという理由に加えて、今の会社の将来に希望が持てないのであれば、思い切って転職をするというのも選択肢の一つだと思います。

一方、1つ注意点としては、海外赴任中に転職をした場合、会社によっては帰国にかかる費用(飛行機代、引越し代、退去費用等)が個人負担になることもあるので事前に確認が必要かと思います。

まとめ

今回は、海外駐在に疲れた人、駐在を辞めたい人、日本に帰国したい人へ、現状を変えるための選択肢についてご紹介させていただきました。

実は自分も、赴任地に馴染めず、自ら異動(本帰国)を希望した経験があります。希望を伝え、実際に帰国するまでは苦しく時間が続きましたが、運良く自分に合った部署に異動することができ、その後のキャリアも問題なく歩むことができました。

苦しい時期は、耳鳴りがしたり体調面にも支障をきたしていましたが、新しい部署への移動後は体調面も回復し、勇気を出して、異動の希望を伝えて良かったと思っております。

何より、健康が第一です。もし同じように苦しい時間を過ごしている方がいたら、自分自身の優先順位を明確にし、最適な判断をしてほしいと思います。

少しでもご参考になれば幸いです。



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