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スポーツ経験をビジネスに活かす|銀行員の仕事術

学生時代にスポーツに取り組んできた社会人の方は多くいるのではないでしょうか。

スポーツの経験やスポーツを通じて学んできたことは、少し視点を変えればビジネスにも活かせる要素がたくさんあります。

今回は、スポーツ経験をビジネスに活かす考え方をご紹介させていただきます。

1. 動かす

(1) ボールを動かす

スポーツ、特に球技においては、ボールを動かすことは動作の基本となります。サッカーでもバスケットボールにしても、試合中に自分がボールを持っている場合、パスやドリブル、シュートと、何かしらのプレーを選択しボールを動かします。

相手選手が守備に来なければボールをドリブルで運ぶ、フリーな味方の選手がいればパスを出す、シュートができそうであればシュートを狙う。

プレーの選択に迷う場合でも、その場に止まって考える選手はおらず、ボールを動かしながら最適となるプレーを選択します。

また、ボールを動かすことで、味方選手、相手選手の位置が変わり、プレーの選択肢を広げることができます。

(2) 仕事を動かす

ビジネスにおいても、ボールを動かすのと同様、常に仕事を動かし、止めないことが重要となります。

仕事内容によっては業務の進め方がわからず、自分自身で抱え込んでしまうこともあります。どうしたらいいか判断がつかず、身動きが取れなくなってしまうこともあると思います。

そんな時は、スポーツでボールを動かすイメージで仕事を動かしてみましょう。少しだけでもその業務に手をつけてみる、パスを出すイメージで上司や先輩に聞いてみる、手元に止めることなく動かしてみることが重要です。

業務を動かしてみることで、思っていたより難しい業務ではなかったり、上司や先輩が助けてくれたりして、解決への道が開けるものです。

2. 役割の理解

(1) チーム内での役割を理解する

スポーツでは、チーム内または試合において、それぞれの選手の役割があります。

試合においては、全員がチームのエースである必要はなく、それぞれの持ち場で各選手の役割があります。

豊富なスタミナを武器に活躍する選手もいれば、足の速さを活かして他の選手を圧倒する選手もいます。逆に、体力のない選手や足が遅い選手がいるように、苦手な部分がある分、自分自身の武器を活かしてチームに貢献できるよう、役割を意識してプレーします。

(2) 組織における役割を意識する

ビジネスにおいても、組織内における役割を意識することが重要です。どんな立場の人も、価値を見出せる役割があります。

新入社員の頃は、「上司や先輩たちと同じように活躍しなければ」と焦るものですが、求められている役割を理解した上で、業務にあたることが重要になります。

いきなり組織のエースとして活躍することは求められていません。新入社員のチーム内における役割は、「他のチームメンバーをサポートするような雑務」かもしれませんし、「会議において間違っていたとしても若手なりの意見を発言すること」かもしれません。

組織において必要とされるポイントが必ずあるので、求められている役割を理解した上で、組織に貢献していくことが重要です。

3. スピード

(1) プレースピードをあげる

スポーツにおけるスピードは、どんなスポーツにおいても重要な要素となります。

例えば走るスピードの場合、足が速くことがプラスとならないスポーツはないのではないでしょうか。また、球技においてはパスやシュート等、ボールを動かすスピードもとても重要となります。

そのような絶対的なスピードの他に、スポーツでは意識することだ上げることのできるスピードがあります。例えば、攻守の切り替えのスピード、判断のスピードです。

それらを含めたスポーツにおけるスピードが重要なのは言うまでもありません。

(2) ビジネスにおけるスピードは最大の差別化要因

ビジネスにおいても、スポーツ同様、スピードはとても重要な要素となります。むしろスポーツより重要であると言っても過言ではありません。

「仕事ができる」と言われる人の多くは、業務の対応スピードが速い人ではないでしょうか。

依頼事項への対応のスピード、企画案や資料作成のスピード、対応スピードが速いことは大きな武器になります。

また、ビジネスにおけるスピードは、スポーツにおける絶対的なスピード(=比較ではなく速いものは速い)とは異なり、相対的なスピードとなります。

つまり、相手の期待値に対して、どの程度のスピードで対応できたかが重要となるため、相手の期待値を適切にコントロールすることも重要です。

例えば、依頼事項に対して「今日中に回答する」とした場合に、依頼を受けたその日の夜遅くに回答したとすると、「速い」という印象は持たれないと思います

一方、「明日中に回答する」とした場合に、依頼を受けたその日の夜遅くに回答したとすると、「速い」という印象を持たれることが多くあります。

ビジネスにおいては、スピードを持って対応することが重要であることを意識の上、相手の期待値を適切にコントロールし、それを上回るスピードで対応することが重要です。

まとめ

今回はスポーツ経験をビジネスに活かす方法について書かせていただきました。

スポーツの経験は人生においてかけがえのない経験です。また、勝利のため、日々向上するために重ねてきた努力や経験は、必ず人生のプラスとなっています。

少し視点を変えることで、ビジネスにも活かせる示唆が多くあります。

少しでもビジネスに活かすきっかけとなれば幸いです。


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