|アフィリエイト広告を利用しています。

生命保険は必要か?保険の必要性、金額ついて銀行員が本音のアドバイス

生命保険は必要 関連分野

社会人になると、一度は加入を進められる生命保険。あまり考えず、言われるがままに生命保険に加入した方もいるのではないかと思います。

生命保険は、家族構成や資産状況により、必要性や必要な保険金額が異なってくるものであり、今の状況に応じた保険を選ぶ必要があります。

今回は、銀行員として保険を扱った経験から、保険の必要性や考え方について、銀行員の本音をお伝えしたいと思います。

生命保険に特化したFP無料相談

1. 生命保険の必要性

(1) 保険の機能を理解する

生命保険の必要性を検討する上で、保険の機能を理解することが必要不可欠となります。保険とは、今後発生するかもしれない、不足の事態に対して備えをすることです。

生命保険で言えば、病気や不慮の事故等で亡くなる可能性は高くないものの、万が一起こってしまった場合の備えを言うことができます。

近年は、貯蓄に特化した貯蓄性の保険等、さまざまな商品がありますが、保険に入る根本の意義は、将来の不測の事態に備えることにあります。

(2) 家族がいる場合は必要

既に、結婚をされている方、子供がいる方にとっては、生命保険の加入は必要ではないかと思います。余程、貯蓄があり、収入が途絶えても生活に問題がない場合は別ですが、万が一のことが起こり、収入が途絶えた場合でも、その後の家族の生活が成り立つよう生命保険に入るべきと考えます。

適正な保険金額は、住居が持ち家であるか等の条件によっても変化しますが、子供がいる場合は、少なくとも子供が成人できるまでの生活費用は確保できるようにするのが良いのではないかと思います。

(3) 独り身の場合は必要性を要検討

一方、独り身の場合は、必要性を検討するべきでしょう。一人で生活が完結している場合には、必ずしも生命保険の加入は必要ないのではないかと思います。保険のセールスの方は、当然独り身の方にも加入を勧めてきますが、ご自身の状況に合わせた判断が必要です。

また、独身であっても、ご両親等を経済的に支えている場合は、加入を検討する必要があるでしょう。



2. 適正な保険商品を選択する

(1) 適正な保険料

一般的に、収入に占める適正な保険料は、収入の5%〜10%と言われています。年収対比の保険料が高すぎると、日々の生活を圧迫するため、適正な保険料とすることが重要です。

一方、必要な保険金額は家族構成によっても異なってくるので、必ずしも保険料から保険商品を選択するというわけではありません。

まずは、必要な保険金額を検討した上で、適正な保険料に収まる商品を検討していくのが良いかと思います。

(2) 貯蓄性保険の必要性

保険会社、保険コンサルタントと保険について話をしていると、間違いなく進められる貯蓄性の保険。本来の保険の機能を考えると、必ずしも必要な商品ではありません。

メリットとしては、適度は保険金額を確保した上で、何も不測の事態が起こらなかった場合に、貯蓄として将来受け取ることができます。

一方、デメリットとしては、貯蓄性を持たせた商品であるため、保険料に対する保険金額が低く設定されていることが一般的で、不測の事態が発生した場合に、貯蓄性保険の保険金額だけではまかなくことは難しくなります。

適正は保険金額を確保するという観点では貯蓄性の保険は適しておりませんが、保険機能を持たせた貯蓄と言うことで、資金に余裕がある場合は加入を検討しても良いかもしれません。

貯金に特化したFP無料相談

3. 定期的な見直しが必要

(1) 家族構成や貯蓄金額により必要額が変わる

適正な保険金額は、生活の状況が変わるたびに変化します。

例えば、子供が成人して自立した場合には、今まで掛けていた保険金額は必要ではなくなります。また、貯蓄が相応額ある場合にも、必要となる保険金額は異なってくるでしょう。

住宅ローンを利用してマンションや戸建て住宅を購入した場合にも保険の見直しが必要となります。住宅ローンを利用する際は、団信と呼ばれる団体信用生命保険への加入が義務付けられています。

団信は、住宅ローンの契約者に不測の事態が起こった場合に、住宅ローンの残高が0になるよう保険金が支払われる仕組みであり、生命保険と同じ意味合いがあります。

個人で加入している生命保険に加えて、新たな生命保険に加入していることとなるので、既に入っている生命保険の保険金額の見直しが必要となります。(適正な保険金額とすることで保険料が下がり、不要な出費を抑えることができます。)

<三井のリハウス>所有不動産の時価を知るとひと安心|1分で無料査定

(2) 第三者の意見を聞くのも見直しのポイント

保険商品選びは、状況により必要な保険内容が変化するだけでなく、考え方により異なるため正解がありません。

定期的に保険コンサルタントの意見を聞くことが重要になります。

自分自身は加入している保険会社のコンサルタントに加えて、第三者となる他の保険機関の専門家のアドバイスを受けています。複数の意見を聞くことで、保険に対する理解が深まるとともに自分自身で納得して保険商品を選ぶことができます。



まとめ

今回は、生命保険の必要性、適正な保険金額等について記載させていただきました。

生命保険の加入を検討する場合、まずは、必要な保険金額はいくらであるか、収入に対して保険料は適切であるか、を検討していく必要があるかと思います。

自分だけではなかなか検討するのが難しい場合は、無料で相談できる保険会社を活用することも有効です。保険をはじめとするお金の悩みは、相談しにくい印象がありますが、知識が豊富なプロに相談することで理解が深まることも多くあります。

また、保険の担当者によって、アドバイスの仕方や考え方が異なるため、少なくとも2社に相談することをおすすめします。私自身も保険に入る際は、4名の保険コンサルタントと相談をした上で、自分で内容を理解し納得のうえで保険に加入しました。

少しでも保険選びの参考になれば幸いです。



タイトルとURLをコピーしました