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中東赴任者がまず読むべきおすすめ本ベスト5|中東情勢をシンプルに理解する中 

中東赴任者の必読書 おすすめ本

2022年には、サッカーワールドカップがカタールで開催され、中東のイメージが変わった方もいるのではないでしょうか。

中東情勢は、日々、中東諸国の関係性が変化するので、理解をすることが極めて難しいかと思います。

今回は、複雑な中東情勢をシンプルに理解できるおすすめ本をご紹介します。ドバイ、サウジアラビア、イスラエル、カタール、トルコ等の中東に駐在の方、これから赴任予定の方、中東とのビジネスに従事している方は是非ご参考にしてください。

1. 中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書)

放送大学名誉教授である高橋和夫先生の著書です。まさに、入門書と言える一冊であり、中東を理解するための必読書です。

中東各国について国ごとに解説がされていて、中東に関する知識がほとんどない場合でも、各国の特徴や中東情勢の全体感を理解できると思います。

また、全体感がまとまっていて読みやすい本なので、ある程度中東に関する知識をお持ちの方にとっても、復習としても最適な本かと思います。

2. アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 

中東情勢を理解するには、イスラエルの理解が必須となります。

1992年に出版された本になりますが、イスラエルを取り巻く情勢について、過去の歴史から紐解いて理解することができます。

イスラエル問題は理解が難しく、敬遠しがちな内容ですが、入門書として読みやすくとっつきやすい内容となっています。

過去の歴史を理解できると、2020年8月のイスラエルとUAE(アラブ首長国連邦)の国交正常化等の近年の出来事についても、その意味合いをより深く理解することができます。

3. イスラーム文化-その根柢にあるもの (岩波文庫)

内容は少し難しいですが、中東の理解にはイスラーム文化の理解が必須となります。

宗教的で哲学的な部分も多いですが、是非、中東の理解を深めるためにも赴任前に一読いただきたいおすすめ本です。

4. 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

池上先生の本になります。中東の専門ではないので、深度はそこまでありませんが、その分、誰が読んでもわかりやすい内容となっており、中東の入門書としてはおすすめです。

5.【中東大混迷を解く】 シーア派とスンニ派 (新潮選書)

中東の理解には、イスラム教の理解、更にはイスラム教の宗派であるシーア派とスンニ派の理解は必須となります。

サウジアラビアとイランの対立を宗派だけで理解しようとすることには危うさがありますが、スンニ派が9割強を占めるサウジアラビアと、シーア派がほぼ100%を占めるイランという事実のもと、宗派の理解を深めることには大きな意味があるのではないかと思います。

池内先生の著書となり、大変わかりやすい一冊となっております。

まとめ

中東赴任者の必読書として、中東の理解が深まる本をご紹介させていただきました。中東情勢は複雑であるため、複数の本を読むことで複眼的に理解を深めていくのがいいのではないかと思います。

自分はご紹介させていただいた全ての本を読みましたが、複数の本を読むことで、幅広い角度から中東情勢を理解することができたように感じます。

今度、中東への赴任を予定している方を中心に、中東に関わる方にとって少しでも参考になれば幸いです。

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