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銀行員のTOEICのスコア|海外赴任に必要な点数を実体験よりご紹介

銀行員のTOEICのスコア 海外赴任

銀行への就職を考えている方、また既に銀行で働いている方も、銀行員の英語力のレベルは気になるのではないでしょうか。

特に、海外赴任を希望している場合には、どのくらいの語学力があれば海外駐在ができるのかを知りたい方もいるのではないかと思います。

今回は、銀行員の英語力について、TOEICのスコア並びに海外赴任に必要な点数について、銀行員の視点で解説させていただきます。

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1. 銀行員の英語力の水準

英語ができる人は少数派

正直に言って、銀行員の英語力の水準はそんなに高くなく、英語ができる人は少数派になります。これは、社員のうち国内の支店で働く人が、割合的に多いことも影響しているかもしれません。

英語を使用する業務が多くを占める総合商社とは違い、銀行は英語を使用しない業務が多くあります。

総合商社の志望理由として、「英語力を活かし海外で活躍する」といった理由が多くあると思いますが、銀行の場合は、国内で働く上でも多くの志望理由があり、必ずしも英語ができる人だけが志望するわけではない、ということも要因かもしれません。

英語力を身につけることで差別化できる

銀行においては英語力を身につけることで、差別化を図ることができます。

例えば支店の場合、英語ができる人は片手で数えられる人数程度です。その程度のレベル感であるため、努力して英語を身につけることで、他の人と差別化を図ることができます。

英語ができるというだけで、希少な人材となることができます。

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2. 海外駐在の可能性

海外赴任希望者は少数派

銀行内において、海外赴任を希望する人は実は少数派に属します。

以前に、銀行の同期に「海外志望か?」ということを聞いて回ったことがありますが、大体5人に2人、約4割ほどが海外志望といった割合でした。

総合職の中では、海外での実務研修生を含めて、同期の中で約2割ほどが海外駐在を経験します。

2割と聞くと、総合商社等に比べて少ない感じがしますが、そもそも志望者が全体の4割なので、志望者の中では約半数が海外に行くことができる計算となります。(基本的に海外を希望しない人は、よっぽど優秀な人材である場合を除いて、海外赴任とはならないため。)

海外志望者の中で隣の人より頑張れば海外に行ける、と考えると可能性としては結構な割合なのではないでしょうか。

一度は海外赴任できれば、また行きやすい環境

銀行員は、勤続年数が長いほど、少しずつ個人のキャリアの方向性が決まっていきます。

若いうちは大幅なキャリアチェンジも可能ですが、年次が高くなるほど、ある程度同じようなキャリアで人事異動を繰り返していくことになります。

銀行内における海外赴任経験者が限定的であることから、一度海外赴任をすると、再度海外に行きやすいのも銀行の特徴ではないでしょうか。

何度も海外に行く人が何人もいる

実際に複数回、海外赴任をする銀行員は多くいます。

海外から海外への異動、所謂「横異動」というケースも多々あります。海外経験をすることで、海外人材としての人事上のフラグが立ち、再度海外に行きやすくなります。

継続的に海外赴任を経験したい方にとっては、とても魅力的な環境ではないかと思います。

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3. TOEICの点数の目安

TOEIC 780点|海外赴任の最低ライン

海外赴任の最低限のTOEICスコアは780点程度となります。

赴任地によってもスコアのレベル感に違いはありますが、海外赴任をしている方は少なくとも700点後半のスコアは取得している印象です。

一方、このスコア水準の場合は、中国等のアジアへの赴任が多い印象です。アジアの拠点は、日本語を話せる現地スタッフもいるため、英語力以外の評価も加味される印象です。

TOEIC 860点|英語圏への駐在の可能性有

TOEICのスコアが860点を超えてくると、アメリカやイギリス等、英語を母国語とする国への駐在可能性も高まってきます。

やはり英語を母国語とする国への駐在は、相応の英語力を求められるので、TOEICのスコアもある程度の点数を取得しておくことが重要となります。

TOEIC 900点|非日系営業、海外プロダクツ部への異動可能性有

TOEICのスコアが900点を超えてくると、海外におけるプロダクツの部署や、非日系営業のポストへの赴任の可能性が高まります。

前述の英語が母国語の国への赴任と同様、プロダクツや非日系営業のポストも高い英語力が求められます。

ただTOEICはしっかり勉強してコツを掴めば高得点が取れる試験です。TOEICの点数をしっかり取得することでキャリアの幅が広がることを考えると、集中して勉強するのは損ではないのではないでしょうか。

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まとめ

今回は、銀行員の英語力について、実際にどの程度のレベルであるかを書かせていただきました。

銀行は社員数も多いことから、TOEICのスコアを中心に、比較して評価できる指標が重宝されます。TOEICは努力をすれば必ず高得点が狙える試験であり、海外駐在の方は目標を見据えて取り組むこともありなのではないでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです。

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