エリート銀行員と呼ばれる優秀な人材には共通スキルがあります。
今回は、その中で優秀な人材が必ずと言っていいほど身につけている3つのスキルをご紹介させていただきます。
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1. 人間関係構築力
(1) 誰とでもうまくやる
エリート銀行員は、誰とでも衝突することなくうまく人間関係を作れるという特徴があります。
異動が多い銀行員は、数年に一度部署が変わるため、都度新しい部署で新しい人間関係を作る必要があります。
優秀な人材ほど、すぐに打ち解け、誰とでもうまく業務をやることができる印象です。同僚と、良好な関係を築くことで、業務が円滑に進み、更に評価が高まっている印象です。
(2) エリート上司は褒め上手
優秀な方は上司になると、その力を更に発揮します。
なんと言っても褒め上手な方がとても多いです。直接、仕事のできを褒めることもあれば、うまく第三者から伝わるように伝える方もいます。
良いことも悪いことも同じですが、直接ではなく第三者から評価を聞く方が、評価される側としては、評価が何倍にもなって感じられるものです。
直接褒められると、「全員に同じことを言っているのではないか」と少し勘ぐってしまいますが、「課長が褒めてたよ」と第三者から言われると、本当に評価してもらっているのだと感じるものです。
当然ながら、マイナスの評価も何倍にもなって伝わります。だからことネガティブな評価は直接伝える必要があります。
優秀な方は、「良い評価は第三者を通じて。悪い評価は直接」が徹底できていると思います。
2. 自己研鑽力
(1) 学習意欲
自己研鑽力という言葉が存在するかはわかりませんが、優秀な人材は自己研鑽をする習慣を身につけており、常に高い学習意欲を持ち続けています。
頻繁に異動がある銀行員は、定期的に新しい業務や知識を覚える必要があります。優秀な方は、どんな部署でも活躍していくために、学習する習慣が身についているのが特徴です。
業務が大きく変わることもありますので、リスキリングとして、貪欲に新しい知識を身につけていきます。
また、会社の研修制度等をうまく活用して、継続的に学習を続けています。
(2) 上手に専門家を活用している
優秀な銀行員は、独学で自己研鑽をするのではなく、うまく学校や講座を活用しています。
時間>お金、の意識が高く、効率よく能力が向上できることには、惜しみなくお金を使います。
わかりやすい例で言えば英語学習です。必要なものにはしっかりとお金を払い、業務以外の時間を最大限活かすために、英会話スクール等に積極的に通っています。
自己投資を意識して、確実にスキルを高めています。
(3) コーチングは実は利用率が高い
最近多くのエリート銀行員が活用しているのがコーチングです。あまり馴染みがない方もいるかもしれませんが、モチベーションを高めることができおすすめです。
銀行員をずっと続けていると、視野が狭くなっていきます。「銀行の常識は世間の非常識」と言われるように、価値観や基準が銀行内での基準に寄ってきてしまいます。
そのような時に、コーチング等の外部の人との時間を作ることで、凝り固まった考えを柔軟にすることができます。
3. 行動力
(1) まずは行動してみるという一歩が大きな違いを生む
優秀な方は、必ず高い水準の行動力を持っています。
「行動した後の結果がわからないからこそ行動する。」行動力がある人の考え方です。
行動に踏み出せない人の多くは、「これをやったらこうなる」とか「こうゆう経験がしたいからこれをやる」等、行動する前から結果を意識しすぎているケースがあります。
ただ、実際は行動してみないと何が得られるかなんてわからないものです。むしろ行動する前から得られるものがわかっている行動に、そこまでの価値はないかもしれません。
「行動した結果、どうなるかわからないからこそ行動してみる」この心構えが重要なのではないかと思います。
(2) 行動して失敗することはない
もし行動した後に「この行動に意味がなかった」と思っても別に問題ないのではないかと思います。
少なくとも”この行動をしても何も得られない”ということはわかったので、行動しないで考えているよりはましです。(実際には行動して意味がなかった、なんてことはないと思います。)
エリート銀行員ほど、結果がわからなくてもとりあえず試してみる、というマインドを持っている人が多くいるように感じます。
まとめ
今回は、エリート銀行員と呼ばれる優秀な人材が必ず持っている3つのスキルについてご紹介させていただきました。
誰とでもうまくやる人間関係構築力、常に向上心を持ち自分自身に磨きをかける自己研鑽力、そして行動力。
その中でもやはり行動力が一番重要なのではないかと思います。何かを思ったら行動してみる。まずは色々な機会に飛び込みチャレンジしてみる。そういった心構えが大きな差を生んでいる気がします。
少しでも参考になれば幸いです。